身近な人から借りたお金ほど重いものはない

  • 投稿日:
  • by

私の家は貧乏でした。電気やガスが止まるのは日常的な出来事で、ろうそくの明かりで夜を過ごしていました。

私が高校に上がるとバイトを行えるようになり、実家にお金を入れるようになりました。私は大学に行きたかったので、お金を貯めておりましたが、そのお金も家計にどんどん流れていきました。

時には私に黙ってお金をおろし、親は私ではないと嘘をつくこともありました。高校3年受験を迎え、私は見事に国立大学に合格することができましたが、お金がなく大学に通うことはできませんでした。

この時、私の中ではあきらめにも似た感情を抱き、不思議と憎しみの気持ちを持つことはありませんでした。その代わり、家族を見限る決心がついたのも事実としてあります。

その後の私は、お金のためにすぐにバイトをはじめ、もう一度大学受験をするか、就職にするか決めかねていたのですが、地元を出て、家族と離れた地で暮らそうと決意し、就職することにしました。

そこからはとんとん拍子で仕事先や住む場所も決まり、当面の生活費と引っ越しにかかる家電製品などの購入資金の工面だけが課題に残りました。

ここで、兄が登場します。私には2つ離れた兄がいますが大学受験に失敗し、浪人をしていました。兄は空いた時間でパチンコ通いをし、お金をたくさん持っていました。10万円ほど私は借り、残りはためたバイト代で都会に引っ越しをすることができました。

兄から借りたお金はそれから1年過ぎた頃にキッチリ返済をしたのですが、あれから数年経過した現在でも、ことあるごとに利子を返せや、お前は20万円借りたんだなど難癖をつけてきます。

正直、金融業者に借りてしまった方が安くついたのではないかと思うぐらい気が滅入ります。

今後は、近親者や身近な友人に借りたりすることは止めようと思いました。